アメリカの人種差別を学ぶための教材はたくさんあります。ここにリストアップしたものを全て観るだけでも、アフリカ系アメリカ人の認識と、黒人差別についての理解がぐっと深まると思います。映像を観るというのは非常に簡単に出来る勉強のひとつだと思います。是非、上から順番に全て観てみてください。
もくじ
『グローリー明日への行進』『ボクらを見る目』の エイヴァ・デュヴァーネイ監督のドキュメンタリー作品
セントラルパークで起こった強姦事件の容疑者として、ニューヨークはハーレムに住む少年5人が不当逮捕される。それは、長年にわたる悪夢の始まりだった。実際の事件に基づくシリーズ。
今も横行する警官による黒人差別と暴行。1992年、黒人男性ロドニー・キング氏に集団暴行を加えた警官4人の無罪評決は、虐げられてきた者たちの怒りを爆発させた。
有罪判決を受けないまま投獄され、刑務所で悪夢のような3年間を過ごした、ブロンクス出身の黒人少年カリーフ・ブラウダー。
18歳になった息子が行方不明になり、フロリダの警察署で顔を合わせた別居中の白人夫と黒人妻。息子の身を案じる2人の前でただ緊迫した時間だけが過ぎていく。
2009年、元旦。サンフランシスコの鉄道警察官に射殺されたオスカー・グラント。人生をやり直そうとしていた22歳の若者に実際に起きた悲劇が語られる。
弁護士として無実の黒人を助け、アフリカ系で初めて最高裁判事となったサーグッド・マーシャル。彼の名を世間に知らしめることになった信念の闘いを描く物語。
2020年8月に43歳の若さで亡くなったチャドウィック・ボーズマンが主役。
終身刑で服役中の青年が、置かれていた環境や周りの人間、社会の制度を振り返り、なるべくして犯罪者になった自分の人生に思いを馳せる。
兄を殺した犯人が無罪放免となり、深い悲しみと失望が遺族を襲う。実兄の殺人事件とその根底にある人種差別に迫るヤンス・フォード監督のアカデミー賞候補作。
これまで挙げた作品はどれも、紛れもない現実です。暗く重く、観るのが辛いかもしれません。しかし目をそらさずに真実を知ることが必要です。
では実際、現代において実際に見られる問題を数字やインタビューで調査・証明していくようなドキュメンタリーを次に紹介します。
白人 黒人 その違いでここまで人生が変わってしまうのか
白人世帯の資産から負債を引いた額は17万100ドル 黒人世帯は1万7600ドル
・・・数字で見えてくる背景がある
笑い抜きの真面目なドキュメンタリーとして、チェルシー・ハンドラーが米国文化における白人特権を考え、その恩恵を受けてきた自身の人生とキャリアを振り返る。
ドラマなど
タイムマシーンで時間をさかのぼり、警官に射殺された兄の命を救おうと奮闘する2人の天才ティーンエイジャー。だが、過去に戻る度に別の悲劇に見舞われて・・・。
Japan for Black Livesについて
わたしたちは、日本国内にある黒人差別の現状を、日本にいる多くの人に認識してもらうべく発信しています。差別問題はまず現状を知ることから始まります。そして学び、当事者の声を聞いて共感し、共に声を上げ、改善するアクションを起こし、ともに世の中を変えていきましょう。メンバーは こちら。お問い合わせや講演などのご依頼はメールでお願いします。
[…] 引用元:人種差別を考えるにあたり参考になる映画やテレビ番組など […]