東京・麻布十番にあるLegacy Loungeにおいて、ジューンティーンス(アメリカで奴隷身分であった人々の解放を祝う祝日)に先駆けて、黒人文化をさらに深く知るために、ブラックカルチャーをテーマにした文化の盗用のトークセッションをします。セッションは日本語で行われます。対面ですので、人数に限りがあるため予約制となります。(ご予約はこちらから)
みなさんは文化の盗用 (Cultural Appropriation)という言葉を聞いたことはありますか? 文化の盗用 とは、特権的立場にあるグループが、そうでないグループの文化を表面的にコピーすることを言います。
ブラックカルチャー(黒人文化)においては、日本でも、音楽、ファッション、ヘアスタイルなどで、この「文化の盗用」が見受けられます。 しかし文化の盗用の複雑な問題点として、文化をコピーしている本人たちは、自分の行動や選択が文化の盗用になるということを認識していないことにあります。
「この文化が好きだからこそ真似している」
「この文化をリスペクトしてるからこの言葉 / 服装 / 髪型を選んだ」
「好きでやっているのになぜ盗用と言われなければならないの?」
では、「リスペクト」とはつまりどういうことでしょうか。本人は「文化をリスペクトしている」と思っていても、その理由が「ネガティブな気持ちが無いから」または「ブラックカルチャーを愛しているから」だとして、それは本当にリスペクトと言えるのでしょうか?
今回のイベントで、本当のリスペクトとはどういうことかを理解し、「文化の盗用」ではなく「文化への敬意 (Cultural Appreciation)」という形で他文化と付き合っていけるにはどうすべきかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
「文化の盗用」と「文化への敬意」
Cultural Appropriation & Cultural Appreciation
日時:5月24日(火)OPEN 19:00 / START 19:30 / Finish 21:30
料金:入場料無料・参加予約必須・人数制限あり
※ お一人さま一回、こちらから参加予約をお願いします。
※ 日本語と英語で進行しますが、通訳が入るのでご安心ください
Brooklyn Terry (@brooklynterryef )
SpeakeasyTYO / Elite Force / Japan for Black Lives
Naomi Kawahara
Japan for Black Lives
Luna Melissa Isomoto
Voice Up Japan MGU
Summer
Legacy Foundation / Japan for Black Lives
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SNKRGIRL 出稿記事
「BTSと文化の盗用と黒人文化 / BTS, Cultural Appropriation and Black Culture」
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